頭を鍛えたい人にピアノはいい?指先を使うといいって本当?

頭を鍛える ピアノ

年齢を重ねると、

「あれ、めがねどこに置いたっけ?」

「何を取りに来たんだっけ?」

そんな“ちょっとした物忘れ”が増えてくることがあります。

以前ならすぐ思い出せたことなのに、なかなか出てこない。

ふとした瞬間に、

「あれ、前はこんなことなかったのに……」

そう感じて、少し胸がざわつくこともあるのではないでしょうか。

私自身、よく忘れるのが車の鍵です。

「確か、ここに置いたはずなんだけど……」

そう思いながら家の中を探し回り、やっと見つける。

そんなことが何度もあります。

そのたびに、

「さっきまで覚えていたのに、なんで忘れるんだろう」

と思ってしまいます。

もちろん、ちょっとした物忘れは誰にでもあります。

すぐに何かを心配する必要があるわけではありません。

それでも、

「これから年齢を重ねていった時、自分はどうなっていくんだろう」

と考えることはありませんか。

今すぐ困っているわけではない。

でも、このまま何もしないで年齢を重ねていくのは、少しだけ不安。

できることなら、頭も体もできるだけ元気に保ちたい。

そう思うのは、とても自然なことだと思います。

ただ、「頭のために何か運動をしよう」と思っても、続けるのは意外と難しいものです。

毎日決まったトレーニングをする。

計算問題を解く。

何か新しいことを覚える。

「やった方がいい」と分かっていても、楽しくなければなかなか続きません。

だからこそ私は、

楽しみながら、自然と頭や指を使えることがあればいい

と思うんです。

そのひとつが、ピアノです。

ピアノは、ただ指を動かすだけではありません。

鍵盤を見て、音を聞いて、左右の手を別々に動かす。

そして、少しずつできなかったことができるようになっていく。

「頭を鍛えるために頑張る」というよりも、

好きな曲を弾こうとしているうちに、自然と頭も指も使っている。

私は、そこがピアノのいいところだと思っています。

では、なぜピアノのように指先を動かすことが、頭を使う習慣として注目されることがあるのでしょうか。

目次

指先を使うと脳が活性化する理由

私自身、介護の仕事をしていることもあり、

年齢を重ねても、できるだけ体や指先を動かすことの大切さを日々感じています。

足つぼマッサージのお店に行くと、

足裏のポイントに臓器の名前が書かれた図がありますよね。

足裏を刺激すると、体に良い影響があると言われています。

私は歯科衛生士さんのお店で、口のマッサージを受けることがあるのですが、

歯ぐきも体の状態と関係しているそうです。

実際、マッサージ後は薄いピンクだった歯ぐきが濃いピンクになり、

血流が良くなっているように感じることがあります。

その瞬間、

「体って本当に全部つながっているんだな……」

と、しみじみ感じます。

こうした経験をすると、

体の一部を動かしたり刺激したりすることは、

その部分だけのためではないのかもしれないと思うんです。

そして、指先も同じです。

指先には多くの神経が集まっていて、

細かく動かすことで脳にも刺激が伝わります。

普段の生活では、

意識しないと指を細かく動かす機会は意外と少ないものです。

だからこそ、

指先を一本ずつ動かし、

左右の手で違う動きをするピアノは、

頭を使いながら指先を動かせる、とても面白い趣味だと思います。

ただ指を動かすだけではありません。

どの鍵盤を押すのか考えて、

音を聞いて、

次はどの指を動かすのか考える。

ピアノを弾いていると、

自然といろいろなことを同時に使うことになります。

だから私は、

「頭を使う習慣を何か始めたい」

と思っている人にとっても、

ピアノはとてもいい趣味のひとつです。

ピアノは頭の訓練にピッタリ

ピアノは頭の訓練にピッタリ

ピアノは、ただ指を動かすだけの楽器ではありません。

実際に弾いてみると、

「こんなに頭を使うの?」

と驚くことがあります。

右手と左手では、

まったく違う動きをすることがあります。

右手でメロディーを弾きながら、

左手では伴奏を弾く。

最初は、

「右手だけならできるのに、左手が入った途端に分からなくなる」

ということもあります。

私も、ピアノを始めたばかりの頃はそうでした。

片方の手だけなら弾けるのに、

両手になると急に難しくなるんですよね。

頭では分かっているのに、

指が思うように動かない。

そんな経験を何度もしました。

私は介護の仕事をしていますが、

リハビリの中で、高齢者の方に手を使った運動をしてもらうことがあります。

たとえば、

片方の手は「グー」。

もう片方の手は「チョキ」。

それを交互に繰り返す。

簡単そうに見えるのですが、

実際にやってみると、意外と難しいんです。

左右で違う動きをするだけで、

急に頭を使う感覚があります。

利用者さんも、

最初はなかなかうまくできません。

でも、何度か繰り返して、

「あ、できた!」

となった瞬間、

表情がふっと明るくなることがあります。

私は、その様子を何度も見てきました。

ピアノも、それと少し似ているところがあります。

右手と左手を別々に動かす。

楽譜や鍵盤を確認する。

音を聞く。

次にどの指を動かすのか考える。

最初は難しく感じても、

少しずつできるようになっていく。

そして、

昨日できなかったことが、

今日は少しできるようになる。

そんな小さな変化を感じられるのが、ピアノの面白さだと思います。

もちろん、

最初から難しい曲を弾く必要はありません。

むしろ、

「右手だけ弾けた」

「今日はここまで間違えずに弾けた」

そんな小さな「できた」を積み重ねていく方が、

無理なく続けやすいと思います。

頭を使うために、

難しいことを無理に続ける必要はありません。

自分が楽しめる範囲で、

少し考えて、

少し指を動かして、

少しずつできることを増やしていく。

その積み重ねそのものが、

ピアノを続ける楽しさにもつながっていくのだと思います。

ピアノが頭に良い理由(まとめ)

  • 指先を使うことで脳に刺激を与えられる
  • 左右の手を別々に動かすことで、普段とは違う動きをする
  • 音を聴いたり、自分で音を出したりする楽しさがある
  • 曲を弾くために集中する時間ができる

ピアノは、指先だけを動かす趣味ではありません。

考えて、集中して、左右の手を動かして、音を聴く。

いろいろなことを同時に使うからこそ、年齢を重ねてから始めても、新しい刺激を感じやすいです。

無理なく楽しめるなら、ピアノは最高の趣味

もちろん、ピアノにも人によって向き不向きがあります。

もし弾いていてつらいと感じるなら、無理に続ける必要はありません。

でも、

「楽しい!」

「なんだか刺激になる!」

そう感じられるなら、年齢に関係なく今日から始められる趣味です。

小さな音を一つ鳴らすだけでも、

「次はもう少し弾いてみようかな」

そんな気持ちになることがあります。

最初はぎこちなくても大丈夫。

鍵盤に触れて、少しずつできることが増えていく。

その「できた」の積み重ねが、毎日の楽しみになるかもしれません。

そして、ピアノを始めてみたいと思ったとき、

「この年齢からでも本当に弾けるようになるのかな?」

と気になる方もいると思います。

そんな方は、こちらの記事も読んでみてください。

➡ピアノは60~80代でも弾ける理由はこちら

また、自分には独学・ピアノ講座・ピアノ教室のどれが合っているのか迷う方は、こちらも参考にしてみてください。

独学・講座・教室の違いと最適な学び方はこちら

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