ピアノを弾いてみたい。
でも、家にはピアノがない。
「ピアノを始めるなら、まず楽器を買わなければいけないのかな」
「せっかく高いピアノを買っても、続かなかったらどうしよう」
そんなふうに考えて、ピアノを始める前で止まってしまっている人もいるのではないでしょうか。
ピアノは、気軽に買えるものではありません。
価格も高い。
場所も必要。
本格的なピアノなら、調律などの維持も必要になります。
だからこそ、
「本当に続けられるか分からないのに、いきなりピアノを買うのは不安」
そう思うのは、とても自然なことです。
実は私自身も、子どもの頃から音楽が得意だったわけではありません。
音符も読めませんでした。
それでも大人になってからピアノを始め、「エリーゼのために」を3年かけて弾けた時の達成感は、今でも忘れられません。
私はアラフィフで、20年以上介護の仕事をしています。
介護の現場では、指を動かすリハビリをする機会も多くあります。
年齢を重ねると、普段の生活だけでは指を細かく動かす機会が少なくなっていくこともあります。
そんな経験もあるからこそ、
「大人になってからでも、新しくピアノを始めることには意味がある」
と感じています。
そして、ピアノを始めるために、最初から高価なピアノを用意する必要はありません。
電子ピアノやキーボードを使う方法もあります。
レンタルで試してみることもできます。
まずは、今の自分に合った方法で鍵盤に触れてみる。
それでも、ピアノを始める第一歩になります。
この記事では、まだ家にピアノがない人が、今日からピアノを始めるための4つの方法を紹介します。
ピアノがないけど弾きたい──その気持ちはとても自然です
ピアノがないけど弾きたい──その気持ちはとても自然です
「エリーゼのために」などの名曲を聴くと、
「自分も、いつかこんなふうに弾けたらいいな」
と思うことがありますよね。
テレビやコンサートで素敵な演奏を聴いた時。
駅や空港に置かれたピアノを誰かが楽しそうに弾いている時。
そんな時に、
「自分もピアノを弾いてみたい」
という気持ちが生まれるのは、とても自然なことです。
でも、そこで現実に戻ります。
「でも、家にピアノがない」
ピアノを始めるなら、まず高価な楽器を買わなければいけない。
そんなイメージがあるかもしれません。
そして、本当に不安なのは、
「ピアノがないこと」だけではないはずです。
高いピアノを買って、もし続かなかったらどうしよう。
家に置く場所はあるだろうか。
音が大きくて、家族や近所に迷惑にならないだろうか。
電子ピアノとキーボード、どちらを選べばいいのかも分からない。
安いものを買って、あとから「やっぱり違った」と後悔するのも嫌。
そう考えているうちに、
「やっぱり、もう少し考えてからにしよう」
となってしまうこともあります。
でも、最初から本格的なピアノを用意しなくても大丈夫です。
今は、電子ピアノやキーボードを使う方法もあります。
レンタルで試してみることもできます。
大切なのは、いきなり「一番いいピアノ」を買うことではありません。
まずは、自分がピアノを続けられそうかを確かめながら、鍵盤に触れてみること。
ピアノが家にない今でも、始められる方法はいくつもあります。
ピアノがない人が今日からできること
「ピアノを弾いてみたい」
そう思っても、すぐに高価なピアノを買うのは簡単ではありません。
本当に続くかどうかも、まだ分からない。
家に置く場所も必要になる。
音の問題も気になる。
だから、「ピアノがないから始められない」と思ってしまう人も多いと思います。
でも、最初からアップライトピアノやグランドピアノを用意しなくても大丈夫です。
今は、自分の予算や住んでいる環境に合わせて、いくつかの方法を選べます。
「これから長く続けたい人」
「まずは一度、鍵盤に触ってみたい人」
「本物のピアノを買う前に試してみたい人」
それぞれに合った始め方があります。
電子ピアノを使う
「これからピアノを続けていきたい」
そう思っているなら、まず考えたいのが電子ピアノです。
グランドピアノやアップライトピアノは魅力がありますが、購入するだけで終わりではありません。
調律や運搬など、その後の維持にもお金がかかります。
私自身、アップライトピアノを持っていたので、その大変さはよく分かります。
調律をお願いすると、家まで来てもらう出張費などもあり、私の場合は3万円程度かかっていました。
もちろん、本物のピアノには電子ピアノにはない魅力があります。
でも、「大人になってから、これから始めてみたい」という段階なら、最初からそこまで大きな負担をかける必要はないと思います。
その点、電子ピアノなら調律は必要ありません。
価格もアコースティックピアノより抑えやすく、ヘッドホンを使えば時間帯を気にせず練習できるものもあります。
「続けられるか分からないけれど、できればちゃんと練習したい」
そんな人には、電子ピアノは現実的な選択肢です。
据え置き型なら、ピアノに近い鍵盤の感覚で練習できます。
一方で、移動しやすいコンパクトなタイプなら、置く場所の問題も少なくなります。
鍵盤数も88鍵だけではありません。
ただし、これから本格的にピアノを続けたいなら、私はできるだけ88鍵の電子ピアノをおすすめします。
弾ける曲が増えてきた時に、鍵盤が足りなくなる心配が少ないからです。

キーボードを使う
「まだ続けるか分からない」
「まずは気軽に音を出してみたい」
そんな場合は、キーボードから始める方法もあります。
電子ピアノより価格が抑えられ、軽くて持ち運びしやすいものが多いのが特徴です。
- 比較的価格が安い
- 軽くて持ち運びやすい
- 置く場所をあまり取らない
- 机の上などでも使いやすい
- ピアノ以外の音も楽しめる
「ピアノを買う」と考えると、どうしても大きな決断のように感じます。
でも、まずキーボードで鍵盤に触れてみるだけなら、最初の一歩はずっと軽くなります。
実際に弾いてみて、
「やっぱり楽しい」
「もっとちゃんと弾けるようになりたい」
そう思ってから、電子ピアノに買い替えるという方法もあります。
ただ、キーボードは電子ピアノと比べると鍵盤の感触が軽く、本物のピアノとは弾き心地が違います。
そのため、
「まず楽しめるか試したい人」にはキーボード。
「これからピアノとして練習していきたい人」には電子ピアノ。
というふうに考えると選びやすいと思います。
「買うのはまだ早い気がする」
でも、
「できれば本物のピアノで練習してみたい」
そんな人には、レンタルという方法もあります。
意外と知られていませんが、ピアノをレンタルできるサービスもあります。
購入する前に実際に使ってみることで、
「自分は本当に続けられそうか」
「家にピアノを置いても大丈夫か」
といったことを確かめられます。
最初から大きなお金を払って購入するより、まず試してから決めたい人には安心できる方法です。
ただし、レンタル料金だけでなく、運送費などがかかる場合もあります。
利用する前には、月額料金だけではなく、搬入や搬出にどのくらい費用がかかるのかも確認しておくと安心です。
ピアノアプリやオンラインレッスンを活用する
「まだ楽器を買うところまでは決められない」
そんな場合でも、今はピアノに触れる方法があります。
スマホやタブレットの鍵盤アプリを使ったり、無料の動画を見ながら指の動きを覚えたりする方法です。
たとえば、
- 鍵盤アプリで音の位置を覚える
- 動画を見ながら手の動きを真似する
- 無料レッスンで基本を知る
- オンラインで先生に教えてもらう
といった方法があります。
もちろん、アプリだけで本格的にピアノを弾けるようになるのは難しいかもしれません。
でも、「自分は鍵盤に触ることが楽しいと感じるのか」を知る最初のきっかけにはなります。
また、電子ピアノやキーボードを用意した後なら、オンラインレッスンという選択肢もあります。
ピアノ教室まで通わなくても、自宅から先生に教えてもらえるので、
「近くに教室がない」
「決まった時間に通うのが難しい」
という人にも向いています。
大切なのは、最初から完璧な環境を用意しないこと
ピアノを始めるために、
「高いピアノを買わなければ」
「ちゃんとした環境を作らなければ」
と思うと、最初の一歩が重くなってしまいます。
でも、最初から完璧である必要はありません。
まずはキーボードで音を出してみる。
電子ピアノを置けるか考えてみる。
レンタルという方法を調べてみる。
今の自分にできるところから始めれば大丈夫です。
大切なのは、ピアノを買うことではなく、
「実際に鍵盤に触れて、ピアノを弾く時間を作ること」
だと思います。
そして、ピアノを始める環境が少し見えてきたら、次に考えたいのが、
「では、自分はどんな方法でピアノを学んでいけばいいのか?」
ということです。
一人で本を見ながら始めるのか。
ピアノ教室に通って先生に教えてもらうのか。
それとも、自宅で自分のペースで進められるピアノ講座を選ぶのか。
同じ「ピアノを始める」ということでも、選ぶ方法によって続けやすさは変わってきます。
自分に合う方法を知ってから始めたい方は、こちらの記事も読んでみてください。

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