大人になってからピアノを始めてみたい。
でも、その前にひとつ大きな不安がある。
「自分は音符が読めないけど、本当にピアノを弾けるようになるのかな」
あなたも、そう思っているのではありませんか。
楽譜を見ると、黒い丸や線がたくさん並んでいる。
ドレミもすぐには分からない。
黒鍵が出てくると、どこを押せばいいのか分からなくなる。
「まずは音符を読めるようにならないと、ピアノなんて始められないのでは?」
そんなふうに感じて、ピアノを始める前から諦めかけている人もいるはずです。
実は、私も本当に音符が読めませんでした。
黒鍵が出てくると混乱して、一つずつ鍵盤を確認しながら、ゆっくりゆっくり進めるしかありませんでした。
それでも、大人になってからピアノを始めて、「エリーゼのために」を3年かけて弾けた時の喜びは、今でも胸に残っています。
だから、音符が読めないあなたにもはっきり言えます。
音符が読めなくても、ピアノは始められます。
ただ、あなたが本当に不安なのは、単に「音符が読めないこと」だけではないはずです。
音符が読めないまま始めて、途中で嫌にならないか不安
もし音符が読めないせいで、何度練習しても曲が弾けなかったら。
楽譜を見るたびに「何が書いてあるのか分からない」と止まってしまったら。
せっかくピアノを買ったのに、難しくて途中でやめてしまったら。
そんなことを考えると、なかなか最初の一歩を踏み出せませんよね。
ピアノを始めるには、楽器を用意する必要があります。
時間もかかります。
場合によっては、レッスン代や教材費も必要になります。
だからこそ、
「本当に自分にもできるのかを知ってから始めたい」
そう思うのは当たり前です。
そして、あなたが不安なのは、音符を読めないことそのものよりも、
音符が読めない自分が、ピアノを楽しめるようになるのか。
途中で難しくなって、結局やめてしまわないか。
そこではないでしょうか。
音符が読めても「弾ける」とは別問題
私は子どもの頃から音楽が苦手で、音符も読めませんでした。
大人になってから教室に通い、少しずつ音符を読めるようにはなりました。
でも、そこで分かったのは、
「音符が読める=すぐにピアノが弾ける」ではない
ということです。
音符の意味が分かっても、実際に鍵盤を押すとなると話は別です。
- 黒鍵が出てくると混乱する
- 一つ一つ鍵盤を確認しないと弾けない
- 両手になると急に難しく感じる
- 1曲を弾けるようになるまで時間がかかる
そんな経験をしました。
特に大人になってからピアノを始める場合、毎日何時間も練習できる人ばかりではありません。
仕事や家のことがあれば、ピアノに使える時間は限られます。
だから、趣味でピアノを始めるなら、
「最初から音符を完璧に読めるようになること」よりも、「まず弾ける楽しさを感じること」
を大切にした方が続けやすいと私は感じています。
普通の教本から順番に進む方法が悪いわけではありません。
ただ、「好きな曲を弾いてみたい」と思って始めたのに、何ヶ月も音符の練習ばかりしていたら、途中で疲れてしまうこともあります。
だからこそ、音符が苦手な大人には、最初から「読めなくても弾ける方法」を選ぶという選択肢があります。
大人は“読めなくても弾ける方法”を選ぶ方がラク
大人になってからピアノを始めるなら、 最初は音符を読まなくても弾ける方法 を選ぶ方がラクです。
私自身、音符を一つずつ追う練習に疲れてしまった経験があります。
でも、音符が読めなくても弾ける方法はたくさんあります。
数字で弾くレッスン本
書店には、鍵盤に数字をふって 数字を追うだけで弾けるレッスン本 があります。
音符が読めなくても、 数字を見ながら弾くだけで曲が完成します。
ドレミ付きの楽譜+鍵盤シール
楽譜にドレミが書いてあり、 鍵盤にもシールでドレミを貼る方法です。
視覚的に分かりやすく、 迷わず弾けるのでシニアの方にも人気 です。
音符が読めなくても始められる動画レッスン

最近は、 音符を使わず“見たまま押すだけ”で進められる動画レッスン も増えています。
たとえば、
- 手元を真似するだけ
- ゆっくり解説
- 初心者がつまずくポイントを丁寧にフォロー
といった構成で、 音符が苦手な大人でも「弾ける楽しさ」から始められます。
まとめ
「音符が読めなくてもできる?」という問いに対しては、
読めなくても弾ける方法から始めることはできる
というのが答えです。
慣れてきたら、少しずつ音符を理解していけば大丈夫です。
最初から全部読めるようになる必要はありません。
大切なのは、音符を覚えることだけを目標にするのではなく、
実際にピアノを弾いて、「弾けた」と感じる時間を作ること。
その楽しさがあるから、続けられます。
そして、音符が読めないあなたが次に考えたいのは、
「では、自分はどんな方法でピアノを学べばいいのか」
ということです。
一人で本を見ながら始めるのか。
ピアノ教室に通って先生に教えてもらうのか。
それとも、自宅で自分のペースで進められるピアノ講座を選ぶのか。
音符が読めないからこそ、最初の学び方はとても大切です。
あなたに合わない方法を選ぶと、「やっぱり自分には無理だった」と感じてしまうかもしれません。
でも、自分に合った方法なら、音符が読めなくても少しずつ曲を弾けるようになっていきます。
では、大人からピアノを始める人は、実際にどんな方法を選んでいるのでしょうか。
独学・ピアノ講座・ピアノ教室には、それぞれどんな違いがあり、どんな人に向いているのか。
まずは、自分に合う始め方を知ってから選んでみてください。
➡ シニアでもピアノは始められる!独学・講座・教室の違いと最適な学び方
そして、「ピアノを始めてみよう」と思った時に、もうひとつ気になるのが、
「まだ家にピアノがないけど、どうすればいい?」
ということではないでしょうか。
最初から高価なピアノを買わなくても、ピアノを始める方法はいくつかあります。
電子ピアノやキーボードを使う方法もありますし、まずは気軽に鍵盤に触れてみる方法もあります。
ピアノがない状態から、今日できることを知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。
